カテゴリ:給食室
とよきたの給食 6.13
6月13日の給食
○ごはん
○ぎゅうにゅう
○さばのみそに
○ゆでやさい からしじょうゆ
○とうがんじる
○すいか
今日の給食の「とうがんじる」は、「とうがん」という野菜をいちょう切りにして、具として使った汁物です。
とうがんは、日本では平安時代から栽培されていたといわれる、きゅうりやすいかなどと同じ、ウリ科の野菜です。1つの大きさは30センチ以上、重さはなんと3〜5キロもあります!ラグビーボールのような形をしていて、表面は硬い緑色の皮で覆われ、食べるのは中の白くてやわらかい部分です。とうがんは、漢字だと「冬」の「瓜(うり)」と書きます。
そう聞くと、冬においしい野菜、と思いますが、実はとうがんのおいしい旬の季節は…「夏」!暗くて涼しいところにおいておくと、冬まで食べられることから「冬」の「瓜」と名前がついたそうです。
そんなとうがんの栄養はというと…、ほとんどが水分です。全体の約95パーセントが水分で、とってもみずみずしい野菜です。血液の流れが悪くなることでおこる、脚のむくみをとったり、体温を下げるなどのはたらきがあります。そのため、暑くて夏バテしやすいこの時期に、とってもオススメの食材です。加熱すると、白い実がうすい緑色に透き通り、なめらかでとろりとした、独特の食感になります。見た目も食感もさわやかで、夏らしい野菜のとうがん、少し下処理に時間がかかりますが、ぜひおうちでも食べてみてください!
今日は瓜の仲間ということで、デザートもすいかにしたので、2つを比較して味わってもらいました。
これからも、季節ごとに旬の食材をたくさん取り入れた給食で、子供たちに旬のものの香り、食感、色などから、旬のもののおいしさを感じてもらいたいと思っています。
また、普段なかなか目にしたり食べる機会の少ない野菜を、給食を通してもっと知ってもらえるとうれしいです。
公開日:2025年06月13日 17:00:00