カテゴリ:給食室
とよきたの給食 7.4

カテゴリ:給食室 とよきたの給食 7.4
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7月4日の給食
○ちらしずし
○ぎゅうにゅう
○とうがんととりにくのにもの
○たなばたそうめんじる
○メロン

今日はひと足早く、7/7「七夕」の行事食です。
七夕は、織姫と彦星が年に1回再会できる日とされ、さらに、はた織りの上手な織姫にあやかって、裁縫などの上達を願う日です。古代中国の「乞巧奠(きっこうでん)」というお祭りに由来しているといわれています。

そんな七夕の行事食として、そうめんがよく知られています。由来としては、そうめんを、天の川やはた織りの織り糸にみたてて…とか、そうめんの原料である小麦の収穫を神様に報告するため…などといわれています。
奈良時代の宮中の儀式や作法をつづった『延喜式(えんぎしき)』という法には、七夕には「索餅(さくべい)」というお菓子をお供えするように記述があり、実はこの「索餅」こそがそうめんのもととなるものです。「索餅」は、小麦粉と米粉をねって、縄のようにのばしたものを油で揚げたものだったそうです。この「索餅」が七夕の行事食になり、時を重ね、これが細長くのばされて変化したものが「そうめん」だと考えられています。
給食のそうめん汁には、星型のお麩と切り口が星型になるオクラも入れて、星をちりばめた給食となりました。

給食時間に教室を回っていると、今日は、七夕らしい「たなばたそうめんじる」が大人気でした。「このそうめんの入ったスープ、おいしいね!」とたくさんうれしい感想を聞くことができました。
星いっぱいの今日の給食で、七夕気分を味わってもらえていたらうれしいです。

公開日:2025年07月04日 20:00:00